2022-06-29 12:00:00

<調査概要>

 調査対象:全国約300商工会の経営指導員

 調査時点:2022年5月末

 調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式

 

 <産業全体>

 ◇…行動制限の緩和で売上好調も、コストの大幅増加等により、採算・資金繰りに苦しむ小規模企業景況…◇

5 月期の産業全体の業況は、売上額DI が10pt超、業況DI が大幅、資金繰り・採算DI は小幅な改善となった。3 年ぶりの行動制限のないGWなど経済活動の活発化を起爆剤とし、全業種で売上額DI が10pt超の改善となった。しかし、原油及び原材料高騰に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻、急激な円安等の影響が長期化の様相を呈し始め、コスト増大による採算の悪化が小規模企業を苦しめている。特に、製造業や建設業でのコスト増の影響が大きく、採算や資金繰りの悪化が見られる結果となった。

 

pdf 2022年5月期小規模企業景気動向調査結果.pdf (0.25MB)