地域のチカラ ~伴走支援の現場~
地域を彩る挑戦発信力強化で躍進へ
▼看板をきっかけに広がった認知と事業の転換
「覚えてください ㈱八頭塗装」。
ストレートなキャッチコピーが書かれた赤と青の斬新な看板が、国道29号沿いでひときわ存在感を放っている。「まず知ってもらうことが大事で、あえて自然に溶け込まない派手な色を使いました。あの看板のおかげで驚くほど問い合わせが増えました」と話すのは、八頭塗装の代表・中村慎太郎さん。看板製作をきっかけに認知度を高め、元請けの塗装専門会社として事業の幅を広げている。
▼商工会の支援と柔軟な発想が生んだ成長
長年、塗装業界で腕を磨いてきた中村さん。自宅やマンションの外壁・屋根の塗装に加え、県外では瀬戸大橋の塗装にも携わるなど、さまざまな経験を積み、2011年に個人事業主として創業した。
「仕事はありましたが、どうしても元請けから依頼される下請けの仕事ばかりでした。それは、ある意味で楽をしている状態。自分で仕事を生み出すということをしていなかったと思いました」と当時を振り返る。
何かを変えようと、2020年に法人化し事業の見直しを図った。会社経営の悩みに寄り添い、頼りになる存在が商工会だったという。助言を受けながら、ホームページの充実、チラシの作成、道路沿いの足場看板の設置など、認知度向上に取り組んだ。社員も二人から六人へと増加した。「自分だけで考えても小さな枠の中でしか生まれない。ある意味で流されやすいのかもしれませんが、いろいろな意見を聞くことを大切にしているし、いいと思ったことはすぐに採用するようにしています」と中村さんは話す。
その柔軟な姿勢が、道ゆく人の目を引く看板デザインを生み出した。さらに「月刊八頭塗装」というニュースレターも制作。業務内容はもちろん、社内の早食い対決や旅行の話といった日常の話題も盛り込み、会社の雰囲気が伝わる工夫を凝らしている。
▼確かな手応えと広がる展望
「一般のお客さんだけでなく、法人からの問い合わせも増えました。大手ゼネコンから依頼をいただくこともあり、これまでこだわってきた仕事の質が伝わり始めた手応えがあります」
今年2月には自社ショールームを建設。やりたいことはますます膨らんでいるという。
「塗装に限らず、リフォームの元請けもできるようになりたい。良いものを求めるお客さんに、『八頭塗装だから』と選んでもらえる会社を目指しています」と中村さんは語る。
▼経営支援専門員の声 東部商工会産業支援センター 主任 河本 敏宜
社長はいつも明るく様々な方に愛される人柄です(^^)仕事においては真摯でお客様想いであり、大手ゼネコンやハウスメーカーにも技術が認められています。社長の柔軟な考え方と行動力の高さにも助けられ、補助金・販路開拓・社内体制整備など共に様々な取組を進め、ここまで成長されたのは自分事のように嬉しく思います。八頭塗装の名前とインパクトある看板が全国に広がっていく事を目指しこれからも伴走していきたいと思います!
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■事業所名:株式会社 八頭塗装 ■業 種:建設業(塗装工事業) ■住 所:鳥取県八頭郡八頭町宮谷115−1 |
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