連合会からのお知らせ
2022-05-30 17:13:00
<調査概要>
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2022年4月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
<産業全体>
◇…規制緩和により一部では好調も、コスト増による採算の悪化で足踏み状態の小規模企業景況…◇
4月期の産業全体の業況は、売上額DIが小幅に改善、資金繰りDIが横ばいで、採算・業況DIはわずかな悪化となった。一部業種では、まん延防止等重点措置が解除され、人の流れが戻る中迎えたGWが売上改善の追い風となった。しかし、全業種にわたり、長引く原油及び原材料高騰に加えて、ロシアによるウクライナ侵攻や急激な円安等の事業環境変化で、コストが大幅に増加しており、利益が圧迫されている。事業者は業況の改善を実感できない状況に追い込まれている。特に、建設業では幅広く影響が出ており、今後の動向に注意が必要である。
2022年4月期小規模企業景気動向調査.pdf (0.25MB)